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けやき音楽祭2018 JAZZ in FUCHU

※当日の動画がYouTube上にアップロードされたので加筆修正しました。

10月7日(日)。
 東京地方は台風通過後によくあるパターンの季節外れな暑さ。
 ま、薄着では今年最後の行楽日和、過ごしやすい陽気でしたね。
 いまこの記事を書いている翌日はグッと涼しくなってしまいましたが、皆様、体調を崩されませんように御自愛いただきたいと願うところであります。

 さてさて、府中市にある京王電鉄 府中駅を中心とした市内の各イベントスペースにおいて、ジャズやラテンのアマチュアミュージシャンによる野外ライブイベントがあったので聴いてきました。


けやき音楽祭2018 JAZZ in FUCHU
(クリック↑すると公式サイトへ飛びます)


 いぁ〜それにしてもしかし、アマチュアミュージシャンといっても皆さん相当に場数を重ねているツワモノ揃いでして、玄人はだしのオンパレード。
 聴きごたえ・踊りごたえ充分でした(笑)。

 実は午前中は千代田区にある日比谷公園での鉄道フェスティバルに覗いておりまして、阪急・阪神・山陽・近鉄・南海といった大手ドコロから叡山電車をはじめ、全国の鉄道会社が出店していて大盛況。

 昼下がりから府中へ移動したんですが、こちらも大変な盛り上がりを見せてましたね。
かつてどこかの記事だったかコメントだかで書いた記憶があるんですが、京王線沿線というのは文化レベルが高くて素晴らしい。
 街ナカの比較的建て込んだ市街地に点在する小規模でありながらも公園とまではならないような空きスペースで、ドンシャリドンシャリかなりの大音量を野外でガナリ立てる、おっと失礼!演奏するワケですから(笑)、あまりこだわらない気質の方々が多いんでしょうかね、それとも防音性能の高い住宅ばかりなのか(笑)、よくもまぁ近隣住民から苦情が来ないもんだなと感心してしまいます。

 今回の「けやき音楽祭2018 JAZZ in FUCHU」もラテン系バンドのライブスペースはほぼ「フォーリスけやき広場」に集約されてまして、ラテン音楽ならココという仕立てがわかりやすかったです。
 拙方のお目当ては M・T・B というラテンバンド。
 松岡直也御大のトリビュートバンド=Matsuoka Tribute Bandの略なんだそうであります。
 YouTube で「松岡直也」を検索すると、いくつかコピーバンドの動画がヒットします。
 そのヒット数が抜きん出ていて、レパートリーの多さで、松岡御大の数ある名曲を多くおさえている実力派のバンドというところでしょうか。
 ピアニストは Yumi Takei さんという方で、スリムなプロポーションでありながら、その長い指を縦横無尽に駆使した実にダンサブルで貫禄ある演奏を魅せておられました。
 2曲めだったかな、松岡御大の名曲中の名曲(笑)


A Season Of Love
(クリックするとYouTubeへ飛びます)


の冒頭からのソロは、松岡御大が奏でていた独特の間のとり方まで精密かつ忠実に再現されていて、ド・ストライクなプレイでした。
 あれ、楽譜を読んでそのとおりに弾いても、なかなか難しいんですよ。
 松岡ラテンってのはですねぇ、エヘン!(笑)。
 中高音域を担いメロディフレーズの舵取り役とともにモントゥーノ(Montuno)セクションにおいては左右十本の指を駆使してのトゥンバオ(Tumbao)パターンで全面展開するピアノ。
 そしてこれに呼応して腰からビシビシ揺さぶる低音域のベース。
リズムの流れを統括するパーカッション。
 このカラミを基本ユニットとし、ホーン・ユニットが華を添えるのが定番ってところなんです。
 それとですね M・T・B の特筆すべきは、Masaki Nakano さん(g)。
 あのオン・ギター、スピード・キング Akira Wada The Guitar(長げぇな・笑)こと和田アキラ師匠とライブでコラボの実績を持つ御仁でございますね。
 粘りのソロを魅せてもらいました。
 30分の持ち時間は短すぎますね(笑)、アッという間の4曲でした。

 つづくラテンバンドは「Los borrachos」でして、こちらは「オルケスタ・デル・ソル」系で、これまたダンサブルな演奏を楽しませてもらいました。

 二時間ちょいの府中滞在でしたが、ラテンにワインにステーキに(苦笑)楽しいひとときでございました。

 えっ!?なぜにワインにステーキかって?
 そりゃぁ、いきなり!ステーキ府中店にてニクニクしくディナーですよ、ヲぉ~ホホホ。

タグ:ラテン
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